【電話受付:平日9:00〜17:30】
事業案内
横ボーリング工
地すべり土塊に対して水平よりやや上向きに削孔し、すべり面を貫き、孔開きの塩化ビニール管を挿入して地下水を排除します。すべり面に働く間隙水圧を低下させることにより、地すべりを抑制することができます。
集水井工
井戸を掘り、その内面から横ボーリングを行って水を1カ所に集め排水する施設です。集められた地下水は、排水孔を通して排出されます。地表からでは排除できない深層部の地下水を排除し、地すべりを防止します。
杭工
地すべり土塊を貫いて、地すべり面下の基盤岩まで穴を開け、鋼管杭やH鋼杭を建て込んで地すべりを抑止します。
グラウンドアンカー工
地表面に定着させた構造物と地中の不動地盤を高強度のワイヤーでつないで固定する工法です。ワイヤーの引張力により抑止する工法です。すべり面が深く、大きな抑止力が必要な場合に用いられます。
ロックボルト工(鉄筋挿入工)
短い棒状の鋼材を挿入後、グラウド材を注入して地山に固定させる工法です。表面の崩壊や浅いすべりを対象とした対策に用いられます。
アンカー工・鉄筋挿入工、軽量盛土工(杭工)
足場組立
切り立った斜面のため、安全面において十分注意を払いながら行っていきます。現場合わせの寸法になることが多く、経験と技量が必要となる作業です。
削孔(杭工)
エアーでハンマーシリンダー内のピストンを往復運動させ、先端ビットの衝撃力で掘削を行います(ダウンザホールハンマー工法)。建て込むH鋼杭の位置、高さが重要となるため、掘削位置に高い精度が求められます。
単管パイプが入り組む作業床の下では、エアーによって排出された土砂を掘削孔に流入させないように、小まめにかき出す作業が行われます。